VW Passat BlueMotionTDI(UK)

Passat UK今回の旅のお供はVWパサートのBlueMotion(ディーゼル)である。1.6リッターディーゼル105馬力のアイドリングストップ付きで、もちろん5速マニュアル。Hertzへの予約は「モンデオ TDCI Zetec同等クラス」であった。昨年はヴォックスホール(オペル)ザフィーラのガソリンだったのと比べて、ディーゼルはさすがにトルクフル。メーターにギアの指示が出る機能があり、普段マーチで低いギアでゴリゴリ走らせている癖があるからか、すぐにシフトアップするように促されてしまう。ディーゼルは力がある分、何速でもあまり感覚が変わらず、そういう意味ではマニュアルでの面白さは無いとも言えるかもしれない。極端な話「4速マニュアルでもいいんじゃねぇのか?」と。それはともかく、使い勝手の良いドイツの真面目な車である。日本でこれを売らないのはなぜなのか。
UKのパサートが幾らなのか、どういうラインナップなのか、日本からVWのUKサイトを見ても開けないようになっているので、UKに滞在しているうちにダウンロードしてきた。パサートエステートで一番安いモデルは「S TSI」の1.4リッターTSI 122馬力に6速マニュアル。本体価格は15,600ポンドで、これに付加価値税が17.5%。そのほかの費用込の乗り出し価格(製造業者お勧め価格)で19,000ポンドとなっていた。今回借りたBlueMotionTDIでは、本体17,360(税別)、乗り出し21,000ポンド。一番(飛びぬけて)高いのはもちろんR36 FSI V6 4Motionの本体29,200ポンド、乗り出し35,620ポンド。本体だけで比較すれば、少し前の1ポンド200円超の計算ということになるので、円高の状況では国内価格は高い印象も受ける。しかし、消費税(付加価値税)の環境も違えば、生産している工場もわからないから、単純な比較は難しい。UKでも実用的な車として受け入れられているようだ。
日本で売る場合、ある程度は「外車」=「高級車」でなければ、利益の出る高い値札は付けられないから、このBlueMotionのような実用的なモデルは入ってこないのだろう。無理やり今の為替レートで換算すればゴルフ・ヴァリアントより安い値札になってしまうが、そういう訳にはいかないのだ。もしも家族とともにUKで生活しなければならないという状況になったとしたら、このパサートを買って使いたい…と思わせる、とても素敵な1台だった。

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