
2002年1月19日 新川崎・K2タウンキャンパスにて
“Porta Nuova” – Open the New door for Our Future
KAZは、最新の要素技術と車体構成技術の採用により、従来の内燃機を用いた
自動車を凌駕する性能を誇る電気自動車として開発されました。
はじめから電気自動車として設計されているため、車体のデザインは非常に自由度の
高いものとなっています。
KAZに採用されている要素技術としては、リチウムイオン電池、
インテリジェントパワーモジュール(IPM)、
希土類磁石を用いたモーターが挙げられます。
リチウムイオン電池は、高いエネルギー密度とパワー密度を誇る高性能二次電池であり、
電気自動車であるKAZの高性能を実現するために非常に重要な部品です。
インテリジェントパワーモジュールにより、インバーターの高効率と小型化が図られています。
Nd-Fe(ネオジウム-鉄)希土類磁石についても、モーターの高出力と高速化を実現すると同時に
高効率、小型化が図られています。
- ジュネーブモーターショウ2001
- KAZ入庫
- ナンバー登録
- 東京クリエイション大賞受賞
- SFCでの試乗
- 文部科学省でのお披露目
- デトロイトモーターショウ
- KAZビデオ・ジュネーブショウ用(ReadVideo 34kbpsストリーム)
車体構成技術
- インホイールモーター方式
車輪のホイールの中にモーター、減速ギア、ブレーキ等を組み込んだ駆動システムで、
動力の伝達ロスが少なくなり、車両の軽量化に役立つほか、有効な車室空間を拡大する
ことができます。
KAZはひとつの車輪当り55kW、約73馬力のモーターを使用していますので、8輪全体では
440kW、約590馬力の出力を持っています。 - コンポーネントビルトイン式フルーム構造
バッテリービルトイン式フレーム構造の概念を拡張したもので、
電池のほかにすべての電気部品を押し出し成形の角型アルミフレームの中に
収納します。
この技術によっても車両の軽量化とともに有効な車室空間を広げています。
また、このフレーム構造の高さは15cmですので、重心が低くなり安定性が増します。
同時に、乗り降りの容易さの点でも非常に有効な技術です。 - タンデムサスペンション
タンデムサスペンションは、大径の車輪を油圧によって関連付けられた2つの小径な車輪に
置き換えることを基本にして構成される技術です。
この技術により、ホイールハウスを小さくして車室内への侵入を抑えるほか、
安定で快適な走行を実現しています。